現代ではキャッシュレス化が進み、「現金は持ち歩かない」という人も少なくありません。そのため、たとえ小規模な事業者であっても、キャッシュレス決済の導入は必須になっていると言えるでしょう。
しかし、多くのキャッシュレス決済サービスでは専用のレジスターやカードリーダーが必要となる場合がほとんど。小規模な事業者では、導入が金銭的な負担になってしまうでしょう。
そこでこの記事では、スマホ1台でキャッシュレス決済が導入可能な、Squareの「スマホでタッチ決済」について解説します。初期費用0円での導入が可能ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
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Squareとは?
Square(スクエア)は、実店舗やオンラインショップで利用可能な事業者向けキャッシュレス決済サービスです。2009年にアメリカで設立され、2013年には三井住友カードとの業務提携により日本市場に参入しました。
このサービスは、スマートフォンやタブレットがあれば導入が可能です。専用のカードリーダーと無料アプリを使用することで、簡単にクレジットカード決済を行うことができます。Squareは請求書払い、クレジットカード決済、キャッシュレス・消費者還元事業の対象にも対応しています。
さらに、SquareはPOSレジや会計アプリとの連携が可能です。これにより、売上管理や在庫管理などの業務を効率化することができます。初めて利用する方にもわかりやすいように、直感的な操作が可能なデザインが特徴です。
Squareを導入することで、キャッシュレス決済の導入がスムーズになり、お客様に便利な支払い方法を提供することができます。
これまでは専用の「Square リーダー」が必要でしたが、今回の「スマホでタッチ決済」のスタートにより、スマホ1台あれば導入が可能になりました。
Squareを導入するメリットは?
Squareを導入するメリットは多数あります。ここでは主な利点を詳しく説明します。
初期費用や月額料金が安い
Squareは初期費用や月額料金が非常にリーズナブルです。専用のカードリーダーを購入するだけで、月額料金は無料です。そのため、初期投資を抑えたい小規模事業者にとって非常に魅力的な選択肢となります。
クレジットカードや電子マネーなど、さまざまな決済方法に対応している
Squareは、クレジットカードやデビットカード、電子マネー、QRコード決済など、多様な決済方法に対応しています。このため、顧客は自分の好きな方法で支払いができ、店舗側も幅広い顧客ニーズに応えることができます。
オンライン決済サービスも提供している
Squareは実店舗だけでなく、オンラインショップ向けの決済サービスも提供しています。これにより、実店舗とオンラインショップの両方で一貫した決済システムを利用することが可能となり、運営の効率化が図れます。
クラウドベースで利用できる
Squareのサービスはクラウドベースで提供されており、インターネットに接続さえすればどこからでも利用できます。これにより、店舗の管理やデータの確認が容易になり、運営者は場所を問わずにビジネスの状況を把握できます。
店舗運営に必要な機能が揃っている
Squareは単なる決済サービスにとどまらず、顧客管理、売上管理、在庫管理など、店舗運営に必要な機能も提供しています。これにより、複数のツールを使い分ける必要がなくなり、運営の効率が大幅に向上します。たとえば、売上データは自動的に記録され、在庫の変動もリアルタイムで管理できます。
Squareを導入することで、コストを抑えつつ、多機能なサービスを利用できるため、多くの事業者にとって非常に有益です。
Squareの「スマホでタッチ決済」に必要な費用は?
Squareの「スマホでタッチ決済」を導入するための費用は非常にシンプルで分かりやすいです。従来のように「Square リーダー」などの専用端末を必要としないため、初期費用は一切かかりません。このため、初期投資を抑えたい事業者にとって非常に魅力的です。
必要な費用は、取引ごとの決済手数料のみとなります。Squareの決済手数料は一律3.25%です。たとえば、1,000円の決済を行った場合、手数料として32.5円がかかります。これによりコスト計算が簡単で、予算管理がしやすくなります。
初期費用が0円である点と、一律の決済手数料というシンプルな料金体系は、初めてキャッシュレス決済を導入する事業者にとって大きなメリットです。
「スマホでタッチ決済」に対応している支払い方法は?
Squareの「スマホでタッチ決済」は、多様な支払い方法に対応しているため、顧客にとって非常に便利です。以下に、対応している主な支払い方法を説明します。
タッチ決済クレジットカード
Squareのスマホでタッチ決済は、タッチ決済機能を持つクレジットカードに対応しています。顧客はカードをスマートフォンにタッチするだけで、簡単に支払いが完了します。
Apple Pay
Apple Payにも対応しており、iPhoneやApple Watchを利用して支払いができます。顧客は自身のデバイスをスマートフォンにかざすだけで、スムーズに決済が行われます。
その他スマートフォン決済
Squareは、Google Payなどの他のスマートフォン決済サービスにも対応しています。これにより、さまざまなデバイスからの支払いを受け付けることができます。
クレジットカード(手入力)
「Square POSレジ」アプリを利用することで、クレジットカード情報を手入力して決済を行うことも可能です。これにより、タッチ決済ができない場合でも柔軟に対応できます。
PayPayのQRコード決済
さらに、「Square POSレジ」アプリを使えば、PayPayのQRコード決済も受け付けることができます。顧客はQRコードをスキャンするだけで支払いが完了します。
これらの多様な支払い方法に対応しているため、Squareの「スマホでタッチ決済」は顧客にとっても店舗にとっても非常に使いやすいサービスです。スマートフォン一つで幅広い決済手段を受け付けることができるため、店舗運営の効率化にもつながります。
「スマホでタッチ決済」に対応しているスマートフォンは?
Squareの「スマホでタッチ決済」を利用するためには、対応するスマートフォンが必要です。以下に、それぞれの条件を詳しく説明します。
iPhoneの場合
iPhoneで「スマホでタッチ決済」を利用するためには、最新のiOSを搭載したiPhone XS以上のモデルが対応しています。iPhone XS以降のモデルにはNFC(Near Field Communication)機能が搭載されており、タッチ決済に必要な機能を備えています。
Androidの場合
Androidスマートフォンの場合、
- Android 9以上を搭載していること
- NFC機能が付いていること
の2つの条件を満たすAndroidスマホであれば、基本的に利用可能です。
目安としては、おサイフケータイに対応している機種ならば利用可能です。おサイフケータイは日本の多くのAndroid端末でサポートされており、NFC機能を活用してタッチ決済ができます。
もしも自身のスマホがスマホでタッチ決済に対応しているか不安な場合は、以下のリンクから確認することが可能です。
「Squareの「スマホでタッチ決済」なら初期費用0円でタッチ決済が導入できる!」のまとめ
この記事の内容をまとめると、以下の通りです。
- Squareは実店舗やオンラインショップで利用可能なキャッシュレス決済サービスである
- 2009年にアメリカで設立され、2013年に日本市場に参入した
- スマートフォンやタブレットで導入可能で、専用のカードリーダーと無料アプリを使用する
- 請求書払い、クレジットカード決済、キャッシュレス・消費者還元事業の対象に対応している
- POSレジや会計アプリとの連携が可能で、業務の効率化を図れる
- 「スマホでタッチ決済」は専用端末なしでスマートフォンのみでタッチ決済ができる
- Squareの「スマホでタッチ決済」は初期費用が0円で決済手数料は一律3.25%
- 対応する支払い方法はタッチ決済クレジットカード、Apple Pay、その他のスマートフォン決済
- 「Square POSレジ」アプリでクレジットカードの手入力やPayPayのQRコード決済も可能
- 対応スマートフォンはiPhone XS以上およびNFC機能を搭載したAndroid 9以上の端末