近年では、Instagramを使った集客に力を入れている飲食店が増えています。
SNSやインターネットの普及により、事前にネット上の情報を参考にして飲食店を探す人が増えたため、飲食店がネット上で発信することは大きな意義を持ちます。
本記事では、Instagramでの集客に成功した飲食店の集客方法を参考にしながら、飲食店がInstagramでの集客に成功するヒントを探っていきます。
インスタグラムの利用者の増加により、集客に活用する人がますます多くなっています。そんな中、なかなか集客につながらなかったり、フォロワーが増えなかったりと悩んでいる人も少なくありません。 しかし、コツさえ掴めば売上ア[…]
全国の飲食店の成功事例について解説
ここからは実際に、Instagramを集客に用い、成果をあげている企業について紹介します。
いずれも馴染みの深い大手チェーンなので、実際の成果をイメージしやすいでしょう。
①吉野家
まず紹介するのは、大手牛丼チェーン・吉野家(@yoshinoya _co _jp)のInstagramです。
フォロワーは約2.1万人、投稿数は563件です。(2023年1月現在)
その季節ごとに合った料理や、キャンペーンのお知らせの投稿が多いアカウントとなっています。
「敬老の日」など、飲食業界とは縁が少ない祝日・イベントにもキャンペーンを展開しており、参考になります。
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こちらのキャンペーンでは単にフォローやコメントを要求するのではなく、画像の投稿を促しています。
こうすることで、Instagramユーザーの「ファン化」を促すことが可能です。
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また、ストーリーズも活用しており、料理に関する投稿はもちろん、お詫びや偽アカウントへの注意を呼びかけるストーリーズも上がっており、SNSの影響力を利用して注意喚起を行なっているのが印象的でした。
②コメダ珈琲
次は、コーヒーチェーンであるコメダ珈琲(@komeda _coffee _official)です。
フォロワー数は約24万人。投稿数は311件。(2023年1月現在)
コメダ珈琲の投稿は、どれも写真の背景にこだわっているなと感じました。
コメダ珈琲が販売するペットボトルコーヒー「ソフィア」の投稿では、背景に植物とバックを置き、コーヒーが入ったコップを並べるなど、商品の背景や風景にこだわった投稿が多いですね。
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投稿は月に5つほどと多くありませんが、その分こだわった良質な投稿を行っています。
また、キャンペーンの類をほとんど投稿しないことで、投稿全体に統一感を生んでいるのも特徴です。
③すかいらーく
大手外食産業チェーン・すかいらーくアカウント(@skylark.jp)です。
フォロワー数は3万人、投稿数は798件です。(2023年1月現在)
すかいらーくの傘下には、ガストやジョナサン、夢庵、しゃぶ葉のような企業がありますが、このアカウントではこういった傘下にあるレストランの投稿が行われています。
写真投稿はもちろんですが、動画による投稿も多く見られました。
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料理の写真を撮って投稿するのももちろん良いですが、動画を投稿することで、より臨場感や迫力が伝わり料理の美味しそうな印象が増します。
動画も上手に活用したいですね。
④モスバーガー
最後に紹介するのは、モスバーガー(@mosburger _japan)です。
フォロワー数は16.6万人。投稿数は521件です。(2023年1月現在)
・通常の投稿はシンプルに
・ストーリーズはファンに印象づけるため個性的に
と使い分けることで、世界観を壊すことなくプロモーションを行うことが可能です。
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インスタで知名度を集めるために意識すべきポイントは?
ここまで4つの飲食店の事例について解説しました。
最後に、インスタの投稿で意識すべきポイントについて抑えておきましょう。
ポイント1 なぜインスタ投稿をするのか?目的を考えよう
Instagramを利用する目的を明確にしておきましょう。
利用目的を大まかに言えば集客となるでしょうが、それ以上に言えば「フォロワーを増やしたい」「ライバル店に勝ちたい」といった具体的な目的が出てくるはずです。
ここまで目的が出てくれば、それに沿った投稿をし続けるべきです。
すなわち、「吉野家のようにキャンペーンを多めに投稿するのか?」「コメダ珈琲のように世界観を重視するのか?」という方向づけを行うのです。
ポイント2 定期的に、継続的に投稿する
Instagramには、定期的に継続的に投稿することを心がけましょう。
インスタに投稿したからといっても、その投稿は自分をフォローしてくれる人全員に表示されるとは限りません。
この可能性を踏まえて、フォロワーのタイムラインに自分の投稿が載る可能性を高められるように、投稿数を上げる必要があるのです。
とはいえ、低レベルな投稿をいくら重ねても逆効果。
形に残る投稿は厳選したものに限り、フランクな内容の画像はストーリーズに使用する、という風に使い分けましょう。
ポイント3 投稿にコメントをもらったら返信する
時には、投稿にコメントをしてくれるユーザーがいるでしょう。
そのようなユーザーがいた場合にはできるだけ返信しましょう。
飲食店アカウントは個人のアカウントとは違い、どんな人がアカウント運営をしているのかが分かりにくいです。
そんな時に、返信などでコミュニュケーションを図れば、普段は見えにくいアカウント運営者(中の人)の人柄に親近感を持ってもらえます。
ですが、当然ながらお店を代表してのアカウントですから、「馴れ合い」のような形になってはいけません。
あくまで「ユーザーに対して誠実に応える」という形で、親近感を演出しましょう。
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