開業の必須知識!飲食店のコロナ対策をマスターしよう!

現代は「コロナを受け入れて生活する」withコロナ時代。

飲食店の開業・運営にあたって、感染対策の知識は必須です。

 

そこでこの記事では、

「飲食店ではどのようなコロナ対策をすればいいんだろう?」

「自分の店舗に合った方法が知りたい」

「コロナ対策を見直したい」

このようなお悩みにお応えします。

 

外食業のガイドラインである「外食業の事業継続のためのガイドライン」と、国や地方自治体が発表している方針は状況の変化に応じて改正されています。

【参考】外食業の事業継続のためのガイドライン

今回は、2023年1月現在の情報をもとに、飲食店が取り組むべきコロナ対策を整理し、改めてわかりやすくまとめました。

 

新型コロナウイルス感染症防止対策の基本事項や、店舗の実情に合わせた工夫についてもお伝えしていきます。

関連記事

・美容室ではどのようなコロナ対策をすればいいんだろう? ・なるべくお客様との接触を減らすポイントが知りたい ・従業員にも安心して働いてほしい この記事では、このようなお悩みにお応えします。   現代は[…]

美容室 コロナ対策 方法

【重要】飲食店のコロナ対策で徹底すべき2つのこと

レストラン コロナ 感染対策

飲食店のコロナ対策で重要となるポイントを解説します。

お客様に安心してお食事していただくための感染防止対策を徹底していきましょう。

基本を凡事徹底しよう

基本事項の徹底的な実施が新型コロナウイルス感染防止対策には重要です。

 

食品衛生法やHACCP(ハサップ)に基づく衛生管理が対策の基本。

【参考】HACCPに沿った衛生管理の制度化

それに加えて、フィジカルディスタンスの確保や接触機会を減らすための工夫を行います。

 

外食業のガイドラインを取り入れながら、基本の衛生管理を確実に実施することが効果的です。

定期的にコロナ対策を振り返り、必要に応じて取り組みを見直しましょう。

店舗に合わせた取り組みをしよう

飲食店の業態や立地、店内の構造など、店舗の実情に合わせた取り組みが重要です。

外食業のガイドラインの考え方を取り入れながら、店舗ごとの状況に応じた工夫が求められます。

 

たとえば、人と人との十分な距離は「できるだけ1m以上」とされていますが、店内のスペースによっては難しい場合もありますよね。

カウンターで固定式の椅子の場合、他のお客様やグループとの間は椅子一脚分あけるなど、それぞれの店舗に合わせたアイデアで店舗運営を継続していきましょう。

 

【環境整備編】店内の消毒と密を避ける方法3つ

飲食店 コロナ対策

店内の消毒と密を避ける方法についてわかりやすく説明していきます。

従業員全員で感染予防の意識を徹底し、店舗に合わせた取り組みをしていきましょう。

定期的な消毒をする

多くの人が手を触れる場所を「高頻度接触部位」と呼び、特に注意が必要です。。

飲食店ではテーブル、椅子の背もたれ、トイレのドアノブ、メニュー表、タッチパネル、呼び出しボタンなどが該当します。

 

これらの場所は特に念入りに、定期的な消毒を行いましょう。

 

ファストフード店や麺類店など、お客様の回転率が高い店舗では、お客様が入れ替わる都度での消毒が難しい場合もありますよね。

繁忙時間前後などの可能なタイミングで消毒し、従来行っている衛生管理を徹底しましょう。

こまめな換気をしよう

感染症予防には店内のこまめな換気が効果的です。

網戸のある窓を2箇所同時に開けるなど、客席や厨房の空気を入れ替えましょう。

 

窓がない場合は厨房の換気扇や扇風機などを活用し、客数や店内の状況に応じて定期的に換気を行います。

客席エリアや厨房だけでなく、お客様の待合室や従業員の休憩室の換気も必要です。

フィジカルディスタンスを確保できる配席

フィジカルディスタンスを確保できる配席にし、密集を避ける環境を整備します。

 

客席を離したり、対面席をパーテーションで区切ったり、飛沫感染の予防が重要。

パーテーションで区切ったうえで、同一方向に座っていただくことも有効です。

 

他のグループのお客様同士が対面とならないよう、フィジカルディスタンスを確保できる席に案内しましょう。

 

【感染リスク対策編】お客様を感染させないためのポイント2つ

レストラン 食事 マスクお客様の安全も守りながら、お食事も楽しんでいただきたいですよね。

ここからは、お客様の来店時に気をつけたいポイントを2つご紹介します。

料理の提供方法を工夫しよう

料理の提供方法にも工夫が必要です。

 

大皿での料理提供は避け、小皿に分けて個別に料理を提供。

お客様によるトングや箸などの食器の共有と使い回しを避けます。

 

盛り合わせ料理などは、従業員が取り分けたり、あらかじめ小皿に盛り付けて提供したりするなどの対策を取りましょう。

食事中に使用する箸や取り皿も注文後に提供し、他のお客様に触れられないようにします。

 

お客様が安心してお食事を楽しんでいただけるように、店舗に合った方法を取り入れましょう。

来店時の消毒と適切なマスク着用

新型コロナウイルス感染症対策には、入店時の消毒が有効です。

店舗の入口やトイレなどに消毒設備を設置します。

 

こまめな手洗いも感染予防の基本。

トイレに手洗い方法のポスターを掲示し、正しい手の洗い方を伝えましょう。

 

コロナ対策では適切なマスク着用も欠かせません。

飲食時以外の適切なマスク着用をお願いする旨を店内に掲示し、飛沫感染防止対策の重要性を理解していただきましょう。

→3,5000社が使ってる除菌・乾燥装置はこちら

状況の変化に合わせてコロナ対策を見直そう

まとめ

現在ではワクチンなどの普及により、以前とくらべてコロナへの恐怖は和らいでいます。

ですが同時に私たちには、感染対策は「やって当然のこと」と体に染みついてしまっています。

 

現代の飲食店にとって適切な感染対策は、美味しい料理や丁寧な接客と同じくらい、当然のサービスとなっているのです。

 

ぜひこの記事を参考に、「感染対策というサービス」をお客様に提供しましょう。

関連記事

飲食業界では、開業には500~1000万円以上必要ながら、開業から2年以内に60%以上が潰れてしまうと言われています。   非常にリスクが高く賭けに近いと言えるかもしれません。 しかしその一方で、何十年も愛される[…]

飲食店の開業 知っておくべきポイント 9選を解説!